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本当はメモをする場所

スピッツはロックかポップスか

SpitzLand Neo:スピッツはポップスじゃないのかな?
http://d.hatena.ne.jp/sland/20060130


スピッツ系では唯一読んでいる「SpitzLand Neo」さんの記事を読んで、こないだ相方と似たような話をしたのを思い出したです。
まあその時は「青い車」の話をしていて、「ありゃ自分の彼女を殺した後に崖から青い車で自分も飛び降りる曲にしか聴こえんよ」というようなことをさらりと言ったら、相方が大層驚いて「やっぱスピッツはロックだなぁ」と言ったという、それだけの話でしたが。


私はスピッツのファンになったきっかけが、「惑星のかけら」のメロディのかっこよさと歌詞の変態さに惚れたからという一風変わったファンなので、「スピッツはロックかポップスか?」と聴かれたら「ロック」と答えると思うし、歌詞やメロディが「ロック」なスピッツをもっと知ってもらいたいなぁといつも思っております。


でも、私は「スピッツはロックだ!」と言うつもりは毛頭なくて、やっぱりスピッツの魅力というのは「ポップス」で「さわやか」なとこだと思っていたりもします。
(まあ私的には「綺麗なメロディに毒の歌詞を乗せて歌う」のがスピッツの一番の魅力なんだと思ってますが。)
私もまだ対してファンでもなかった時から、スピッツの音は心地よいなと思ってましたし、おそらく今たいしてファンでもない人に「スピッツってどうよ?」と聞いたら十中八九「良い曲だよね」と返ってくるはず。


スピッツがロックだと強く感じる場所があるのだとしたら、それは歌詞だと思いますよ。
その歌詞もかなりオブラートに包んであるので、優しい言葉のつながりのように思えるけども、よく噛み砕いて聴いてみると、かなりとんでもない事が書いてあるようなのが多い。
そこを見るか見ないか(または見つけるか見つけないか)で、スピッツをポップスと感じるかロックと感じるかが変わってくるのではないでしょうかね。
多分本当の歌詞の意味を理解してるファンの方はほとんどいらっしゃらないと思いますので(私もね)、本当の歌詞の意味(と思われるもの)がわかった方は、「スピッツはロック!ポップスと一緒にしないで!」と思うんじゃないかと。
でも、そういうファンの方も、結局ポップス的なスピッツが良くて好きな人が多いと思います。
そういう人を惹き付ける、一見相反する二面性を持ってるのがスピッツなのであって、ロックかポップスかと問う事自体がナンセンスなのではないのかなぁ…などと考えてみる。


まあぶっちゃけスピッツがウケる一番の理由は、草野さんの人気なような気もするが、今回は目をつぶっておくですよ(爆)


そういえば中学校の卒業文集に「名前をつけてやる」が好きだと書いていた同級生がいたなぁ。
今思うと…うーん。