2/10の本日の日記
2006年2月10日金曜日
ごぶさたをしました、嬉野でごんす。
わたくし、この水曜日に登別温泉の手前にあります、虎杖浜温泉というところへ出かけまして、一泊ですが夫婦で湯治をしてまいりました。
民宿だったですが、風呂が良かった。
露天風呂が良かった。素朴な作りが。
浜辺近くにある宿でしたから、湯につかりながら、その露天風呂から冬の太平洋が見える。
ドドーン、ドドーンという音を聞きながら寄せてくる波をずっと見てました。
夜中3時過ぎ、もう一度湯に入りました。
白い波頭だけが、夜目にもはっきり見えました。
町明かりも無いこんな真っ暗な場所で、どこの明かりが反映してこんなに見えるのか分からないけど、白い色だけが寄せてくるのがくっきりと見える。
暗い夜の海は、おいでおいでをするようで、どことなく恐いものだと思いながら見ていたら、沖に明かりがぼんやり灯っている。
やがて夜に目が慣れて来るのか、幾つも見え始める。
ひとつ、ふたつ、みっつ。
漁船だろうか。
時々かすんだり消えたり、また明るく光ったり。
暗い海の奥で漂う船の明かりは、恐ろしげな波音の先で、はかなげに漂っていました。
同じ間隔を空けながら横一列に並んで漂う明かりは、全部で八つ。
夜。寒い冬の海に雪は降り、風は鳴き、崩れ落ちるような波の音だけが、いつまでもとどろいていました。
次の日、我が家へ帰ると、夜、妻の知り合いから紹介していただいた方が鹿肉を届けてくれて、その夜は夫婦で鹿肉の刺身で祝杯をあげました。
鹿肉の刺身は、ポン酢醤油に生姜とにんにくをたっぷり入れたつゆで食べるとものすごく美味しい。
この冬の御馳走です。
「山田家の人々」。現在HTBオンラインショップで発売中。ローソン・ロッピーでは予約受付中と。
ええええ!?なにこのオチ?!(笑)
多分前日の藤村Dの日記に書いてあったのをそのまま残してあるだけなんだろうけど、前半の叙情的な日記の後に宣伝かよ!と思わずツッコミを入れたくなった。