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本当はメモをする場所

初心者を認めること

実は今、このはてなや毎日リンゴとは別に、もうひとつブログをやっている。仕事がらみのブログなので詳しく書かないけれど、あるテーマに基づいて勉強していき、それについての内容を書き留めていくというような内容だろうか。私はそのテーマに関して、好きだし興味もあるけれど、ほとんど知識がない。*1


そこでこないだちょっとしたアンケートをやった。少しでも多くサンプルが欲しかったため、迷惑なのを承知で、同じテーマを扱うサイト・ブログにアンケート協力のお願いをメールで出したところ、アンケートだけでなく、ブログのコメント欄に多少の反響があった。反響はおおむね好意的で、こちらの出したスパムまがいのメールに反応してくれたことを、非常に感謝している。


しかし、当然ながら少なからず厳しいコメントもあった。*2内容としてはどれも「初心者の癖してえらそうなこと言うんじゃない」「本当に○○が好きなんですか?そんなこといまどき誰でも知っていますよ?」…そんな内容。まあ要は「初心者のくせに生意気だ」という、そのモノについて初心者ということを攻めるものだった。


私は、くくりとしては仕事だけれど、ブログに書いているものが好きだったり興味深いからやっている。また、こちらは初心者ということを公開していて、そのことについて今は詳しくはないけれど、これからいろいろなことを勉強していこうという姿勢をプロフィール等で表明している。が、単純に「初心者だから」というだけで文句を言われたのなら、こちらもあまり納得できるものではない。「初心者」が知識もないのにアンケートを出したことで*3、その人の思いを逆撫でてしまったのかもしれない。そこで批判的な意見をいただくのは全然かまわないのだけど、ブログのコメント欄に無記名で文句だけ書いたのでは、荒らしと同じではないかなぁ。


インターネットの世界は、初心者に厳しいという雰囲気がどこかにあると思う。それが調べれればすぐにわかることならそれは自分で調べるべきだと思うし、何よりインターネットに限らず、どんどん調べて勉強していくことが大切だ。その「勉強している者」に文句を言って、何が楽しいのかと思う。言い方も「そんなのたくさんあるよ。何にも知らないくせにえらそうなこと言うな。」と言うか「こんなのもありますよ、ご存知ですか?」と言うかによって、全然とらえ方が違ってくる。「何にも知らないくせに」と言われたら、人によってはもうブログの記事を書くのが嫌になってしまうのではないかな。最悪興味を持ったことをも嫌になって、そのうち忘れてしまうかもしれない。


今回のコメントには冷静にコメントを返しておこうと思う。記事も今までどおり書いていこうと思う。仕事だしね(苦笑)



周りの社員に聞いたところ、コメントが書かれたのと同じぐらいの時間に、同人物からと思われるメールとアンケート結果が来ていたようです。どれもご立腹な内容でした。そんなに嫌ならアンケートにも答えずメールも出さずコメントも書かず、無視すればよいのではないかなぁと思いますけどね…そういうわけにもいかんのかな。

2006-08-07T12:29:44+09:00


いただいたメールをもう一度よく読んでみた。メールをくれた本人がうちのブログで取り上げていることに関するブログを持っていたので問い合わせたのだけど、取り上げていることについてほとんど知らず、アンケートも知人の人に内容を聞きながら書いたらしい。また、自分はアンケートを取ったことについては自ブログでほとんど書いていない、というかそのテーマで書くとアクセス数がガクッと下がるから書かない、とのことだった。結局相手も初心者ってことなのかな。それにしたって怒りすぎな気もするが…うーん。

なんかこれ以上書くと私怨ぽくなるので、とりあえず終わり。

2006-08-07T14:05:55+09:00

*1:だからこそ私に任せられたのかもしれないなぁと思う。

*2:ちなみに、わざわざ電話をかけて抗議してきた人もいた。電話をくれた人はかなりご立腹で興奮していた。あれこれいやみを言った後、自分の用事がある、後で掛けなおすと一方的に電話を切ってしまった。そのあと電話は掛かってきていない。

*3:初心者らしからぬ設問がいくつかあったので、それを指摘されたりもしている。それはこちらが中途半端な知識で聞いてしまったのが悪いので、真摯に受け止めている。